リズム感がどうも悪いように感じる・・・
ピアノを弾くときに、このようにと悩む人はいると思います。
この記事では、
- メトロノームを使ったリズム感の鍛え方
- 体を使ったリズム感の鍛え方
など、ピアノのリズム感が悪いと悩んだときに役立つ記事です。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
\ピアノの練習に行き詰まったら/
メトロノームの音をよく聞く
まず一番王道の鍛え方は、「メトロノーム」を使うことです。
メトロノームは正確なリズムを打ってくれるので、リズムトレーニングにとても役立ちます。
メトロノームに合わせて弾くのが難しいから嫌!
という方がたまにいらっしゃいますが、難しいからこそ初めは必ずメトロノームに合わせてください。
メトロノームの効果的な使い方
メトロノームを上手に使いこなしてリズム感を鍛えましょう。
メトロノームの使い方を知らない人が意外に多いです。
ここできっちりメトロノームの効果的な使い方を身につけておきましょう!
4拍子の場合
これは通常の使い方です。まずは1拍ずつすべての音がきっちり合わせられるように練習します。
次に、1拍目と3拍目だけメトロノームを鳴らしてみましょう。
このとき、メトロノームは半分のテンポに合わせます。
例えば、120の速さなら60に合わせて「2拍に1回」だけ鳴らすように設定します。
今度は、STEP2の反対です。
2拍目と4拍目だけを鳴らして弾きます。
メトロノームはSTEP2と同じ半分のテンポに合わせます。
メトロノームが鳴っていないときは、頭の中で「いち、に、さん、しー」と感じながら弾きましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、きっちり合うようになるとリズム感がぐっと良くなりますよ!
指の運動テキストにを使う
メトロノームを使ってリズム感を鍛えるには、今練習している曲に合わせてもOKですが、ハノン(指の運動テキスト)などの教則本を使った練習もおすすめです。
昔からピアノの練習で使用されている「ハノン」は指の運動のテキストですが、メトロノームに合わせてしっかり練習することでリズム感も養います。
大人からピアノを始めた人のためにも、優しい練習本が出ていますので、ぜひ実践してみてください。
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手足や言葉でリズムを取る
今度は、手や口でリズムをとる練習をしてみましょう。
やり方は次の通りです。
- 膝の上で「いち、に、さん、しー」と言いながら叩く
- 左手を叩きながら、右手のメロディーを声に出して歌います。
歌をうたうのが難しければ「ラーラーラー」でも構いません。
左手のリズムを刻みながらスムーズに歌えるようになるまで、何回も繰り返します。
このようにして、体で規則正しいリズムをとれるようにしていきます。
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テンポをゆっくりしてみる
ピアノは、テンポを落としてゆっくり弾いても弾けなかったら、通常の速さでは絶対に弾けません。
上達においていちばん大切なことは、なかなか合わせられないときはテンポを下げるということです。
速いテンポでばかり練習していると、正確なリズムを刻めるようになるまで、実は物凄く時間がかかってしまいます。
「このくらいの速さならできそう」というところまでテンポを落としてみましょう。
ゆっくりでもしっかりとリズムに乗って弾けるようになってから、次の速さへと徐々にテンポを上げていきましょう。
リズムを体に刻み込む
リズム感を鍛えるとき、もう一つ大切なことは、頭で考えるのではなく、体で感じてリズムをとるということです。
日常生活の中でも、たくさんの音楽が流れていますよね。
たくさんの音楽に耳を傾けて、音楽のリズムに乗ってみてください。
頭だけで考えるのではなく、4拍子をしっかり体に刻み込んでいくと、リズムに乗れるようになります。
手を使ってリズムをとったり、体を揺らしたりして、音楽のリズムに乗ってみましょう!
\ピアノの練習に行き詰まったら/
お疲れ様でした
今回は、ピアノを弾くときに「リズム感が悪いな」と思ったときの対処法を紹介しました。
最後にもう一度おさらいしておきます。
- メトロノームの音をよく聞く
- メトロノームの鳴らす音を少しずつ少なくしていく
- 体を使ってリズムを取りながらメロディを歌う
- 日常から音楽のリズムに耳を傾ける
リズム感は、日々の練習の積み重ねで鍛えることができます。
ぜひ実践してみてくださいね!