先日Yahoo!ニュースで目にした「自動車販売のトップセールスマンが39歳でアルツハイマー認知症に」というニュース。
衝撃を受けました。
認知症は高齢者の話だけではないことを知っていましたが、30代で発症する人もいることに驚きました。
この男性は、2023年公開の「オレンジ・ランプ」という映画のモデルにもなった人です。
若年性アルツハイマー型認知症と診断された夫とその妻の9年間の軌跡を描く、実話をもとにした作品。
65歳以下で発症する認知症は「若年性認知症」と呼ばれており、患者数は国内でおよそ3.5万人だそうです。
私たちにも他人事ではないこの話。
初期症状があったのか、予防法はないのか調べてみましたので、紹介します。
- ピアノ歴38年
- 40代〜70代の方が集まる音楽教室を開講
- らくらくピアノ認定講師1級取得
- 中学校音楽教諭二種免許取得
- 音楽健康指導士
若年性認知症の初期症状は?
この男性は、初期症状として以下のことを話されていました。
- 診断される5年前、33歳ぐらいから、徐々に人よりも物覚えが悪いなとは感じていた
- 付箋に予定を書いて、パソコンの前に貼っていたが、それが人よりも多くなってきた
- 38歳のときに、同僚の名前を忘れてしまって、声をかけられなくなってしまった
このような症状が現れたそうです。
その後、自分の席がどこだかわからなったり、パソコンで入力しても合っているか分からない状態が続いているとのことです。
若年性認知症と診断されて辛かったことは?
この男性は「若年性認知症」と診断されて辛かったことを以下の通り話されていました。
- 1人での外出など自由を制限されてしまう
- 家族が心配して、まだできることまで先にしてしまう
などでした。
認知症の初期ではまだ自分でできることはたくさんあることを分かってほしかったそうです。
若年性認知症のニュースについてSNSでの反応は?
このニュースを見た世間の反応を調べてみました。
普通に人間ドックを受ける際に、オプションでアルツハイマーの検査もできるようになるといいなあと思います…
引用元:Yahoo!
この記事の方は認知症と向き合える良い例の一つであって現実は同じように出来る人の方が少ないはず
引用元:Yahoo!
アルツハイマー型認知症の進行は早いです。赤ちゃん化して自分では食べる寝る笑う怒るくらいしか出来なくなりますし、トイレもわからなくなるから家中で排尿排便はじまります。それが一般的なアルツハイマー型認知症です。治りません。治せません。他に病気がなければ長生きします。
引用元:Yahoo!
認知症予防に効果的と言われていることは?
若年性認知症になった場合や、認知症の予防に効果的と言われていることをまとめましたので紹介します。
ストレスを減らす
ストレスは万病のもとと言われていますよね。
完全にストレスのかからない生活は難しいかもしれませんが、考え方少し前向きにしたり、ストレス環境から身を遠ざけるなど、工夫をすることは大切ですね。
生活習慣病の改善をする
最近の研究では、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が、認知症のリスクを高めることが明らかになってきました。
生活習慣病はアルツハイマー認知症だけでなく、脳血管性認知症になる可能性も高まります。
改善策として、食生活の改善や適度な運動、禁煙など、日々の生活を見直すことが大切です。
脳を活性化させる
認知症の予防として、脳の活性化も大切です。
脳の活性化の一つとして、芸術療法がおすすめです。
芸術療法には、
- 絵を描く
- 工作をする
- 懐かしい歌を歌う
- 楽器を演奏する
といった方法があります。
指を動かしたり声を出すことが、脳の活性化につながると言われています。
オレンジ・ランプはどこで観られる?
映画「オレンジ・ランプ」は映画館で上映されていましたが、現在はいずれの動画配信サービスでも配信されていませんでした。
原作の単行本は発売されていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。
まとめ
今回の記事では、39歳で若年性アルツハイマー認知症になった男性の話をまとめました。
私たちも、いつか認知症になるかもしれないと不安を抱えながら過ごすことよりも、今できることを実践することで、将来への不安もなくなると感じました。
- ストレスを減らす
- 生活習慣を見直す
- 脳を活性化する取り組みを始める
ぜひ参考にしてみてくださいね。