40歳から脳の萎縮が始まるんだって!?
「認知症になりたくない・・・」
これは誰もが思うことですよね。
でも、年齢とともに、脳の動きが衰えていくのは仕方がありません。
この記事では、
- 40代から脳が萎縮していく原因
- 脳の萎縮を加速させない「ピアノ」の魅力
- 最も効果的なピアノの弾き方
など、将来の健康に不安を抱えるあなたの悩みを解決していきます。
ピアノに関する調査をしているピティナでは、40歳から脳が萎縮を始めるとの調査結果に対し、
「ピアノ練習は脳の老化予防に効果的」
との研究を発表しています。
なぜ、ピアノが脳の活性化につながるのでしょうか?
- ピアノ歴38年
- 40代〜70代の方が集まる音楽教室を開講
- らくらくピアノ認定講師1級取得
- 中学校音楽教諭二種免許取得
- 音楽健康指導士
脳は40歳から萎縮を始める
最新の脳科学研究によれば、高齢化社会において認知機能の低下が問題となっています。
脳の前頭葉が劣化することにより、記憶力や処理スピード、思考制御などが低下します。
実際、40歳を超えると脳の体積が10年ごとに5%ずつ減少し、この減少が70歳以上でさらに加速するというデータがあります。
ピアノが脳トレにいいのはなぜ?
それでは、なぜピアノが脳トレに良いと言われているのでしょうか?
理由は、指をバラバラに動かす運動だから。
指のバラバラ運動は、指先から脳に刺激が伝わります。
また、ピアノは指をバラバラに動かすだけではなく、鍵盤を叩くという動きもします。
この2つ動きによって得られる効果は、
- 記憶や学習を司る部分
- 運動の指令を出す部分
- 位置情報を判別する部分
など、脳の大部分を刺激し、活性化させます。
さらに、体内にある約400億本ある末梢血管の多くが集まっている手や指の筋肉を使うことで、末梢血管の血行が促進され、脳にも新鮮な血液がいきわたることになります。
最も効果的なピアノの弾き方とは?
ピアノを弾くことによって、脳の大部分が活性化するとお伝えしました。
ここで、単にピアノを弾くよりも、もっと脳トレに効果的な方法をお伝えします。
それは、
ピアノの弾き語りです。
弾き語りとは、ピアノを弾きながら歌うこと。
「歌は万病に効く」とも言われるように、歌うことで全身の健康効果が発揮されます。
なぜ歌うと健康になるのでしょうか?
- 唾液が増えて、感染症に強くなる
- ストレスが改善する
- 噛む力が鍛えられる
このような効果が期待できます。
ですから、まずは指番号などを歌いながら弾いてみましょう。
脳トレ効果が大いにアップするだけでなく、数字を声に出すことで指が動きやすくなり、上達がグンと早くなります。
脳トレの効果を増大させる!中高年におすすめの曲
ピアノが脳の活性化につながるというお話をしました。
それでは、どんな曲を弾けばいいのでしょうか?
ポイントは、
あなたは、懐かしい音楽を聴くと昔のことを思い出して、ほっこりしたという経験はありますか?
これには、驚くべき脳への健康効果があります。
人は、懐かしい曲を聞いたり歌ったりすると、昔のことを思い出し、脳が活性化され、
- 記憶力や判断力などがアップ
- 体の免疫力が高まる効果
このような効果があります。
さらに、リラックス効果、食欲のコントロール効果、認知症のうつ症状対策も期待されています。
「今日はピアノを弾く気分じゃないなぁ」
というときは、音楽鑑賞の日に切り替えてもいいですね!
初心者におすすめするピアノの始め方
認知症予防にも効果があるピアノ。
定年後の趣味にはピッタリです。
でも、ピアノは弾いたことがないし、弾ける気がしない。そう思いますよね。
ここでは、ピアノ初心者の方が始めやすい方法を紹介しておきますね。
「先生と話すのは緊張する」という方は通信講座がおすすめ
ピアノ教室に通いたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
自宅からオンラインレッスンで習いたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
楽器はいくらぐらいするの?価格を先に調べたい方はこちら。
まとめ
今回は、ピアノが脳に与える効果を紹介しました。
最後にもう一度まとめておきます。
- 指のバラバラ運動が脳を活性化
- 弾きながら歌うことでさらに効果的
- 懐かしい音楽を聴いて記憶力・判断力・免疫力をアップ
- 定年後の趣味にもピアノはおすすめ
今からでも遅くはありません。
将来の健康のために、今すぐピアノで脳トレ始めましょう!