NHKで今年から始まったアニメ「青のオーケストラ」。
バイオリニストの主人公を中心に高校オーケストラの部活の様子を描いた物語になっています。
このオーケストラ部。
実際に千葉県にある幕張総合高校のシンフォニックオーケストラ部がモデルになっているそう。
例えば、物語の中で象徴的に演奏されるビゼーの「カルメン」という曲。
この曲は実際に1年生が観客の前で初披露する曲として代々使われているそうです。
校舎の様子や音楽室の様子も忠実に再現されているのだとか。
「青のオーケストラ」では、主人公を含め、高い実力を持った生徒が登場するのですが、それも実際に同じなのだそうです。
幕総出身でプロの演奏者になった方もいらっしゃるのだそう。
このようにリアルな描写が、とても引き込まれる面白いアニメです。
アニメをご覧の方の中には、これを見て、
いいな〜、バイオリンを弾きたいな〜
と思われた方も多いのでは?
実際に、物語の中でも初心者の生徒たちがメキメキと上達していく様子も描かれています。
そこで、「今さらだけどバイオリン弾いてみたいな」と思われた方に。
大人初心者でも短期間でバイオリンを弾けるようになる方法をお伝えしたいと思います!
- ピアノ歴38年
- 40代〜70代の方が集まる音楽教室を開講
- らくらくピアノ認定講師1級取得
- 中学校音楽教諭二種免許取得
- 音楽健康指導士
まずばバイオリンの特徴を知ろう!
攻略するには、まず知ることから!ということで、バイオリンという楽器の特徴を知って、上達の近道を探りたいと思います。
バイオリンは、弓を使って弦を擦ることで音が出ます。
ですから、弓がツルツルだと音が鳴らないんですね。そのため、弓に松脂(滑り止め)を付けて摩擦を生んで音を出します。
この時にしっかり松脂を塗らないと、スカーという悲しい音になります。ゴシゴシと塗ってやることがポイントです。
さらに、無段階の楽器と言われていて、他の楽器のように「ドレミファ」と音階がはっきりしていません。
同じような楽器にトロンボーンがあります。
仕切りがないので、正しい音程で演奏するのが難しい楽器なんですね。
左手で音程、右手で音を鳴らす
左手の指板と言われる黒い板を押さえることで、音の高さを調整します。
この時に仕切りがないので、どこを押さえたら正しい音程になるのかが、全く分かりません。
ここがバイオリンの難しいところなんですね。
分からなければ目印をつけちゃえ!
バイオリン教室では嫌がられますが、独学で練習するなら自由です。目印を付けてしまって、すぐに正しい音程で弾けるようにしてみましょう。
そうすれば、あっという間にバイオリンが弾けるようになります。
楽譜が読めない場合は?
そもそも、楽譜が読めないという方もいらっしゃると思います。
この場合は、オタマジャクシの下に「ド」とか「レ」とか書いていくと読めるようになります。
ですが、その作業がとても大変なので、できれば最初からドレミが書いてある楽譜だと、とってもラクです。
ドレミが分かっても、押さえる場所が分からない
バイオリンを弾く時に大切なことは、ドレミよりも、左手はどの指でとこの弦を押さえたらいいのかということです。
これが分かれば、実はドレミが分からなくても弾けちゃうくらいです。
例えば、手前から2個目の弦の3つ目の印を押さえたら「レ」が出る!とか。
この押さえる場所が全部分かれば、簡単に弾けるのですね。
ドレミも押さえる場所も書いてあって、シールも貰える
そんな都合の良いバイオリンの独学講座があることをご存知でしょうか。
実は今、大人に大人気の講座なんですね。
自宅で動画を見ながら練習できて、楽譜にはドレミも押さえる場所も全部書いてあります。
さらに、詳しい弾き方や解説書も付いてくるので、これだけで葉加瀬太郎の「情熱大陸」とか「カノン」とか弾けるようになります。
その講座がこちら。
教材は1弾〜3弾というレベル別構成になっています。
最初は1弾から取り組んでいき、徐々に難しくなっていきます。
ですが、弾きやすくアレンジしてあるので、初心者の方でも短期間で弾けるようになります。
せっかく「やってみたい」と思ったなら、その気持ちの熱いうちに始めてみてください。
きっと楽しくて夢中になるはずです。
そして、本当に短期間でバイオリンが弾けるようになります。